「手数料が激安らしいけど、moomoo証券って、結局どこの国の会社なの?」「アプリは高機能って聞くけど、中国系って本当?個人情報とか、本当に大丈夫…?」最近話題のmoomoo証券。
その魅力的なサービスに惹かれつつも、運営元の実態や安全性について、こんな漠然とした不安や疑問を抱えていませんか。
特に「どこの国?」という疑問は、大切な資産を預ける上で最も気になるポイントの一つですよね。
情報が錯綜し、何が真実かわからず、一歩踏み出せない方もいらっしゃるかもしれません。
そこでこの記事では、moomoo証券の国籍、運営会社の信頼性、金融庁の認可、さらには利用者のリアルな評判まで、徹底的に調査します。
この記事を読めば、moomoo証券があなたにとって「安心して使える選択肢」なのか、自信を持って判断できるようになるはずです。

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moomoo証券の運営元はどこの国?
moomoo証券のサービスを日本で提供しているのは、moomoo証券株式会社です。
日本の金融庁に登録された正規の金融商品取引業者であり、日本の法律に基づいて運営されています。

会社概要を以下の表にまとめましたので、あわせて参考にしてみてください。
項目 | 内容 |
---|---|
正式社名 | moomoo証券株式会社 |
英語社名 | Moomoo Securities Japan Co., Ltd. |
設立年月日 | (ひびき証券株式会社として)大正9年4月 |
本社所在地 | 東京都渋谷区渋谷1丁目2-5 MFPR渋谷ビル11階 |
代表者 | 代表取締役社長 伊澤 フランシスコ |
資本金 | 86億2千5百万円(令和6年4月時点、資本準備金含む) |
金融商品取引業者登録 | 関東財務局長(金商)第3335号 |
加入協会 | 日本証券業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会 |
取引所資格 | 東京証券取引所 総合取引参加者、大阪取引所 先物取引等取引参加者 |
投資者保護 | 日本投資者保護基金 |
親会社 | Futu Holdings Limited (NASDAQ: FUTU) |
親会社は、Futu Holdings Limited(フートゥー・ホールディングス・リミテッド)という企業になります。
Futu Holdings Limitedはケイマン諸島に籍を置く企業で、実質的な本社機能は香港および中国の深圳(シンセン)にあります。
米国のナスダック市場に上場しているグローバルなフィンテック企業でもあるのです。
つまり、moomoo証券は、日本国内では日本の会社として運営されつつ、そのルーツは中国系企業にあるという点がポイント。
この点が、「どこの国の会社なの?」という疑問や、一部で「怪しい」といった声が上がる背景の一つと言えるでしょう。
しかし、日本での事業は日本の法規制下にあることを理解しておくことが大切です。
「中国=怪しい」という短絡的な判断は禁物
moomoo証券の親会社が中国系であると聞くと、一部の方は「個人情報が中国政府に渡るのではないか」「何か裏があるのでは」といった不安を感じるかもしれません。
確かに、過去の事例などから中国企業に対して漠然とした不信感を持つ方がいるのも事実です。
しかし、「中国系だから怪しい」と短絡的に判断するのは早計と言えるでしょう。
重要なのは、その企業がどのような体制で情報を管理し、どの国の法律に基づいて事業を行っているかという具体的な事実です。
moomoo証券株式会社は、日本の金融商品取引業者として金融庁の監督下にあり、日本の個人情報保護法をはじめとする各種法令を遵守する義務があります。
同社は、顧客の個人情報を日本国内のデータセンターで厳重に管理し、国際的なセキュリティ基準にも準拠した対策を講じていると説明しています。
もちろん、海外に親会社を持つ企業の場合、カントリーリスクや情報管理体制について慎重に確認する姿勢は大切です。
ですが、企業の実態や提供されている情報を冷静に評価し、憶測だけで判断しないことが、賢明な投資家としての第一歩となるでしょう。
moomoo証券のリアルな評判・口コミ


moomoo証券を実際に利用している方からは、様々な声が寄せられています。
ここでは、サービスのメリット・デメリットがより具体的に見えてくる「悪い評判・口コミ」と「良い評判・口コミ」をそれぞれご紹介します。
- 悪い評判・口コミ
- 良い評判・口コミ
これらの情報を参考に、ご自身に合った証券会社かどうかを見極める材料としてください。


悪い評判・口コミ
moomoo証券の悪い評判・口コミについて調査してみました。





moomoo証券は、アプリでのデザインや使いやすさが個人的に優れていると思っていて、おっしゃる通りPCでの使用はあまりおすすめしません。
また、2025年5月現在では、moomoo証券でも投資信託の取り扱いがありNISAでの活用もできますので、他の証券口座と遜色のない印象です。


GooglePlayでの口コミだと、チャートが使いづらかったり自動翻訳されなかったりと、まだまだアプリでの使い勝手に懸念点を抱く声が多いようです。
この点に関しては、徐々にアップデートされていくはずなので、気長に待ってみるしかないと思います。


moomoo証券アプリは、確かに多機能なのが魅力である一方で、初心者の方には少し困惑するかもしれません。
ただ、通常の売買を行う程度でしたら何不自由はないので、使用しながら覚えていくのがおすすめです。
良い評判・口コミ
良い評判・口コミを以下にまとめてみましたので、こちらもあわせて参考にしてみてください。


慣れるまでに時間はかかるものの、アプリの機能充実・情報量に関しては群を抜いていると筆者も感じます。





moomoo証券の面白いところは、他の投資家のコメントが見れる点です。SNSに近しい感覚があるので、見ていて面白いと思います。


通常の証券口座・アプリでは、株式や投資信託の売買が主ですが、moomoo証券では投資の勉強がアプリ内で行えるのもメリット。
口コミに書いてある通り、単に売買を行うだけではなく、情報集収集を行いながらできるのが他社と一線を引いているように感じました。
口コミ参照元:Google Play
筆者がmoomoo証券を使ってみた感想


配当投資をメインに行う筆者としてmoomoo証券を試したところ、特に米国高配当株やETFの情報収集において非常に有用だと感じました。
アプリ内で企業の詳細な財務データや配当履歴、さらには関連ニュースまでスムーズに確認できる点は魅力です。
また、米国株取引手数料の低さは、配当金を再投資する際にもコストメリットを感じます。
ただ、NISAのつみたて投資枠での国内高配当ETFのラインナップや、日本株の詳細な配当情報(権利落ちカレンダーの見やすさなど)は、まだ他の国内大手ネット証券に分がある部分もあると感じました。
情報収集ツールとしては非常に強力ですが、配当投資のメイン口座とするかは、今後のサービス拡充に期待したいところです。


国内評価NO.1投資アプリmoomoo証券は上記よりダウンロードできます
moomoo証券に関するよくある質問


moomoo証券について、特に多くの方が疑問に思われる点や不安に感じるポイントをまとめました。
安心してサービスを利用するためにも、ぜひご確認ください。
- 個人情報の取り扱いは大丈夫なの?
- 本当に金融庁の許可を受けている?
- 手数料が高いって聞いたけど実際はどうなの?
これらの疑問について、一つずつ具体的にお答えしていきます。
個人情報の取り扱いは大丈夫なの?
個人情報の取り扱いについて不安を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、moomoo証券株式会社は、顧客から預かった個人情報を日本の個人情報保護法および関連法令に基づき、厳格に管理していると公表しています。
具体的には、以下のような対策を講じているとされています。
- 日本国内でのデータ保管
- 顧客の個人情報は、暗号化された上で日本国内のデータセンターに保管。
- 国際的なセキュリティ基準
- 情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際規格であるISO27001認証などを取得し、国際水準のセキュリティ対策を実施。
- アクセス管理の徹底
- 個人情報へのアクセス権限を厳格に管理し、不正なアクセスや情報漏洩を防止。
- FISC安全対策基準への準拠
- 日本の金融機関向けの情報セキュリティ基準であるFISC(金融情報システムセンター)の安全対策基準に準拠したシステムを構築。
もちろん、どのようなサービスであっても情報漏洩リスクがゼロになることはありません。
しかし、moomoo証券が日本の法規制下でこれらの対策を講じている点を理解し、ご自身でもパスワード管理を徹底するなど、自衛策を併せて行うことが重要です。
本当に金融庁の許可を受けている?
はい、moomoo証券株式会社は、日本の金融庁から金融商品取引業者としての登録を受けています。


登録番号は「関東財務局長(金商)第3335号」です。
これは、moomoo証券が日本の金融商品取引法という法律に基づいて、適切に業務を運営するための体制や財務基盤などを有していると金融庁が認めたことを意味します。
金融商品取引業の登録を受けるためには、厳しい審査基準をクリアする必要があり、登録後も金融庁による監督下に置かれます。
また、moomoo証券は日本投資者保護基金にも加入しています。


これは、万が一証券会社が破綻するような事態に陥った場合でも、顧客の資産が一定額まで保護される制度です。
これらの事実は、moomoo証券が日本の公的な規制・監督のもとで事業を行っている、正規の証券会社であることの証左と言えるでしょう。
手数料が高いって聞いたけど実際はどうなの?
moomoo証券の手数料については、「高い」という声と「安い」という声の両方が聞かれます。
実際には、取引する商品や取引方法によって、他の証券会社と比較した場合の評価が変わってきます。
取扱商品 | 手数料 |
---|---|
日本株(現物) | 無料 |
米国株(現物) | 約定代金の0.12% |
入金手数料 | 金融機関により異なる(moomoo証券側は無料) |
出金手数料 | 月5回まで無料、6回目以降は所定の手数料 |
口座管理手数料 | 無料 |
特に米国株の取引手数料は業界最安水準と言われており、この点は大きなメリットです。
日本株の現物取引手数料も無料です。
一方で、為替手数料については注意が必要です。
米ドル建てで取引する際には、円と米ドルを交換する際に為替手数料(スプレッドを含む実質的なコスト)が発生します。
この為替コストが他のネット証券と比較してどうなのか、詳細な情報開示が待たれるところです。
総合的に見ると、取引スタイルによっては手数料を抑えられる可能性がありますが、「手数料が高い」と感じる場合は、為替手数料や特定のサービス(例:有料オプション)を含めて比較している可能性があります。
まとめ
moomoo証券は、実質的な拠点を香港や中国深圳に置くFutu Holdings Limitedを親会社に持ちつつ、日本では金融庁の登録を受けた「moomoo証券株式会社」として運営されていることがお分かりいただけたかと思います。
「どこの国?」という疑問は、そのグローバルな背景に起因しますが、日本国内では日本の法規制を遵守している正規の証券会社です。
確かに「中国系」という点や、急成長に伴う広告展開などから「怪しいのでは?」という声も一部にはあります。
しかし、本記事で解説したように、個人情報保護やセキュリティ対策には力を入れており、米国株取引手数料の安さや高機能アプリといった大きなメリットも存在します。
一方で、NISAの投資信託ラインナップやクレカ積立非対応といったデメリット、そして為替手数料や取引規約の詳細など、依然として透明性の向上が期待される部分も残ります。
最終的にmoomoo証券を利用するか否かは、これらの情報を踏まえ、ご自身の投資スタイルやリスク許容度と照らし合わせて慎重に判断することが重要です。
本記事が、あなたの「怪しい」という不安を解消し、賢い選択をするための一助となれば幸いです。


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